第33回外交会議が1日、ハノイで開幕しました。会議で発表したグエン・シン・ニャット・タン商工次官は、これまで経済外交と国際経済統合で多くの重要な成果が上がったと明らかにしました。
ベトナムはこれまでに、17件のFTA=自由貿易協定に参加し、履行しています。また、EFTA=欧州自由貿易連合との交渉もこのほど終了しました。
2016年から2025年にかけて、輸出額は1760億ドルから4750億ドルへと2.7倍に増えました。2025年の貿易総額は9300億ドルに達し、ベトナムは貿易規模で世界上位15の国・地域に入りました。
商工省は今後の重点課題として、生産性と技術力の向上につながる経済外交の刷新を挙げています。また、企業を中心に据え、2026年から2030年までの「ゴー・グローバル」プログラムを進めるほか、貿易促進活動を見直します。
さらに、技術、人材、戦略的資金を呼び込むための対外連携の仕組みを整え、外交、経済、科学技術、国防、安全保障の各分野の連携を強化します。国家レベルのリスク管理能力も高めるとしています。
財政分野の国際統合と外国投資の誘致について発表したゴ・バン・トゥアン財政相は、国家財政の基盤が引き続き強化されていると述べました。
2026年末の公的債務はGDP=国内総生産比で35%から36%となる見通しで、上限を大きく下回る見通しです。
また、ベトナム株式市場はFTSE ラッセルによって新興国市場の「セカンダリー・エマージング」に格上げされました。国際的な格付け会社の評価でも、投資適格級に近づいています。
ゴ・バン・トゥアン財政相は、新たな段階の国際統合は、経済の強じん性を高め、独立と戦略的な自主性を確保するものでなければならないと述べました。
財政部門は今後、インフラ整備やデジタル転換、グリーン転換に必要な長期資金の効果的な確保に取り組みます。
また、資本市場の近代化を進め、技術移転につながる質の高いFDI=外国直接投資を誘致し、フィンテックやデジタル金融分野での協力も進める方針です。
[VOVWORLD]